【経験者は語る】第二新卒転職のアドバイス(ゲーム業界転職)
皆様こんにちは。ミライです。
今回は第二新卒でゲーム業界に転職を考えている方に向けて、
「第二新卒転職のアドバイス」
をお話していきます。
■筆者のプロフィール
・大手IT企業エンジニア
⇒中小ゲーム企業マーケター
⇒大手ゲーム企業マーケター(現)
・20代
・新しいもの好きのミーハー
第二新卒での転職を考えている方はぜひ参考にしてみて下さい。
・第二新卒の転職を成功させるためのポイントを紹介
・第二新卒でゲーム業界に転職するメリット・デメリット
・第二新卒で転職するために役立った動画を紹介
目次
第二新卒の定義
第二新卒は一般的に、
「新卒入社で2~3年勤務した後に転職活動をしている人、ないし新卒入社をせずに卒業後2~3年経過してから就職活動をする人」 ※参考:https://doda.jp/guide/junbi/question/010.html
の事を指します。
要は社会人になって3年以内の転職希望者という事ですね。
第二新卒者の強み・メリット
新卒入社と中途入社(社会人歴3年以上)の間の位置づけにある第二新卒入社ですが、企業側が第二新卒を採用するメリットは大きく3つあります。それは、
- 採用コストが低い
- 育成コストが低い
- ミスマッチ率が低い
です。
転職者側もこの理由について頭に入れておくと、第二新卒としての強みを活かして転職活動しやすいはずです。
採用コストが低い
新卒採用と比較して企業側は採用にかけるコストが安価で済みます。
売り手市場で2020年の大学生の求人倍率が1.8倍(厚生労働省データ)であり新卒者のパイを奪い合っているので、当然会社をアピールするためにコストがかさみます。
第二新卒枠を設けた採用は企業によっては取り入れていないところも多く、新卒採用と違って短期的かつ他の企業と同時期に行っていない事もあり採用コストを比較的安く抑えられます。
育成コストが低い
新卒入社するとビジネスマナー研修や資格取得のための勉強期間のような、教育コストは企業側にかかります。
第二新卒は少なくとも社会人経験がある訳なので、最低限のビジネスマナーを身に着けています(多分)
社会人としての超基礎的な部分を教育するコストがかからないので、企業視点でもコスパがいい存在と言えます。
ミスマッチ率が低い
前職の経験を活かして職探しをすることになるので転職者側も自分にあった仕事をより精査できている可能性が高く、ギャップによる離職の可能性が低いと言われています。
前職の退職理由は人それぞれだと思いますが次の仕事へ求めるものが新卒に比べより具体的になるので、企業視点でも採用判断材料がより明確になり合う合わないを精査しやすくなります。
逆に言うと面接などでこの点を具体的にを語れない人は転職活動も難航するでしょう。
第二新卒のリスク
2社目を早期退職すると次の転職が難しくなる
1社目も2社目も早期(2年未満)で辞めると流石に企業側も「この人はすぐ辞めてしまうのではないか」と思われてしまい、次の転職が難しくなるリスクがあります。
新卒採用の3年以内離職率がおおよそ30%(厚生労働省データ)なのでそこそこの数がいますが、そこから2社目も早期退職すると転職市場の中でも母数がかなり減るのでどうしても良くない印象は持たれます。(退職理由にもよります)
自分の首を絞めないためにも、特に第二新卒で2社目の会社選びは慎重に行うべきでしょう。
給料が下がる覚悟をしとけ
基本的に第二新卒の転職はポテンシャル採用なので、過去のスキルや経験が給与に反映されないことが多いです。
第二新卒の転職は転職して給料UPを狙う事が目的ではないので、当然給料が下がる事もありえます。
そこそこの大企業や給与が高い会社から転職する方(まさに僕がそうでしたが)は、給与が下がる事を覚悟しておいたほうががっかりしないで済みます。
入念な準備が大切
第二新卒の転職は、自身のスキルと売り込む一般的な中途採用とは異なり、新卒採用のようにポテンシャルを見込まれての採用となります。
特に業界と業種どちらも未経験の場合は、転職市場ではどうしても採用窓口が小さくなり、転職幅が狭まってしまいます。
僕自身もIT企業のエンジニアからゲーム会社のマーケターに転職した時に、
- 未経験の自分が周りについていけるだろうか
- またすぐに辞めたくなってしまわないだろうか
- このまま転職先が決まらないのではないだろうか
- 同期とスキルの差がついてしまって取り戻せないのではないだろうか
- 給料が下がって彼女に振られてしまうのではないだろうか
と不安や焦りがかなりありました。
これは第二新卒で転職を考えている人みんなそうだと思いますしその気持ちがとても分かります。
だからこそ入念に準備する必要があります。
これから何年も仕事を続けていく上で自分の中で大切な事はなんなのか改めて見直す事、その結果業界はここで、職種はこれで、自分のライフプランはこうでと考えを整理しましょう。
転職は自分の人生を見つめなおすいい機会です。
そして第二新卒の転職を良いものに出来るかどうかは自分次第です。
もし本気でゲーム会社に転職したいなら、こちらの記事で具体的なノウハウを紹介しています。よかったら参考にして下さい。
これだけはやっとけ(見とけ)
第二新卒、特に未経験の業界や職種に行きたいと思っている方に向けて個人的に超おすすめの動画を2つ紹介します。
転職活動を失敗させないためにも視聴を強く推奨します。
自分のやりたいことが分からないあなたへ
自己理解をテーマにYouTubeで発信されている「八木仁平の自己理解チャンネル」です。
- 何を仕事にしたらいいのか分からない
- やりたいことなんて特にない
- 給料が高ければあとは別にこだわりがない
こんな人はまずこの動画をみましょう。
自己分析の最もコアな部分を簡潔にまとめられている動画です。
誇張でもお世辞でもなんでもなく、未経験転職を検討している全ての方がまずはこの動画を見た方がいいと思います。
好きな事[情熱] × 得意な事[才能] × 大切にしたい事[価値観]
という考え方をベースに、自分自身を見つめなおす事の出来る素晴らしい動画・チャンネルです。
面接対策はこれだけ見ればOK
転職をテーマに発信されている「【転職】サラタメのホワイト転職」の動画です
面接対策はこの動画を参考にあとは自分でカスタマイズすればOKです。
第二新卒の方は恐らく初めて転職面接を経験する事になると思いますが、大学生の時の就活面接と転職面接は全く別物です。
この点をはき違えて面接すると大体失敗します。
転職面接における企業側の視点が盛り込まれた包括的な内容になっているので、特に転職初心者は必ずチェックしておくべきです。
エージェントはフル活用しろ
転職エージェントは使い倒しましょう。
最低3社は登録して、各求人を見比べて転職活動出来るとGOODです。
ただしエージェントに頼りすぎは禁物です。
転職エージェントはその人の転職先を決めて初めて、エージェント側にお金が入ってくるビジネスモデルなので、当然転職しやすそうな人にリソースを使った方が効率的です。
第二新卒は転職市場では市場価値が低いので、後回しにされたり、なかなか連絡が返ってこない事もあります。
またエージェントも人間なのでお互いの相性もあります。
なのでエージェントを何社か使って、その人と求人を比較しつつ自分自身でも情報収集をしながら転職活動出来ると効率的です。
まとめ
今回は「第二新卒転職のアドバイス」というテーマでお話しました。
他にも聞きたい事があれば下のフォームからコメントして下さい。
ご愛読ありがとうございました。
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