【現役が語る】ゲーム業界で働くメリット/デメリット(ゲーム業界転職)

2022年9月4日

皆様こんにちは。ミライです。

今回は「ゲーム業界で働くメリット・デメリット」について紹介します。

■筆者のプロフィール
・大手IT企業エンジニア
⇒中小ゲーム企業マーケター
⇒大手ゲーム企業マーケター(現)
・20代
・新しいもの好きのミーハー

ゲーム業界への転職を考えている方はぜひ参考にしてみて下さい。

本記事のポイント

現役でゲーム会社で働く筆者が、ゲーム業界のメリット・デメリットを計10個紹介

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ゲーム業界で働くメリット

好きな事を仕事に出来る

ゲームが好きな人に取ってゲーム開発に携わる事が出来るのは嬉しい事ですよね。

プライベートでもよくゲームをしている人は、必然的にゲームコンテンツ・業界に詳しくなっていくので知識の吸収も早く、ストレスも溜めづらく、仕事を楽しんで取り組める傾向にあります。

これらのことは好きなことを仕事にしたときの大きなメリットと言えます。

しかし勘違い出来ないことは、

ゲームをやることが好き=ゲーム業界で働く事が好き

ではありません。

仕事としてやることを強いられるゲームは楽しくなかったりします。

場合によっては大好きだったゲームが大嫌いになったという人もちらほら聞くので、自分の中で仕事と趣味のメリハリをつける事が大切です。

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働く人の年齢層が若く、共通の趣味嗜好を持った人が多い

業界の平均年齢は約35歳と言われており社会人の平均年齢が46歳と言われているので、比較的若い人が多い業界です。

また上の方でも触れましたがゲーム好きな人ばかりなので、ゲームの話をしとけばとりあえず話は合います。

初対面で会話に困っても、好きなゲームは?で盛り上がれますw

前職ITの会社が50歳超えの方ばかりだったので余計に思いますが、一緒に働く人の年齢って結構重要です。

年齢が20も離れてたらそりゃ気も使いますし、プライベートの話はまず合いません。

業務上は問題ありませんが、多少話が合わないと同じ環境で働く上で少ししんどいので、自分の年齢と近しい職場・業界を選んだほうがストレスが少なく働けると思います。

上下関係で必要以上に気を使いたくなくて、若い方はゲーム業界は比較的働きやすいと思います。

ゲーム業界自体が成長産業であり、給料も上昇傾向にある

コロナ情勢も後押しし、ゲーム産業の市場規模は年々上昇しています。

特にゲームソフト、ゲームアプリのいわゆるソフトウェアが顕著な伸びを見せています。

出典:https://gamebiz.jp/news/300622

市場の拡大に合わせて、ゲーム会社で働く従業員の給料も増加傾向にあります。

これはコロナによる巣ごもり需要、メタバース・ブロックチェーンゲームが頭角を表し人材の確保が激化しているという背景があります。

モンハンで有名なCAPCOMなんかは年収を30%アップするなどその上がり幅も尋常ではありません。

給料アップの件は、こちらの記事で詳しく紹介しているのでよかったら見てください↓

グローバル市場で戦う事が出来る

ダウンロードコンテンツが主流になった昨今では、国外での売上も無視できません。

また世界的にゲームコンテンツ市場は拡大しており、日本のコンテンツも世界中でプレイされています。

出典:https://gamebiz.jp/news/300622

日本初のコンテンツで世界と戦うことが出来る数少ない産業です。

ローカライズや海外向けマーケティングなどの職種も年々増加しています。

人口減少、少子高齢化が進む日本ではグローバルで勝負出来る業界は将来性が高いと言えます。

デジタル化社会の波に対応しやすく、リモートワークもしやすい

言わずもがなゲームはデジタルコンテンツなのでゲームに関わるほぼ全てデジタル上の成果物となります。

PCがあれば業務は完結する事が多いためリモートワークがしやすく、各企業働き方も多様化しつつあります。

効率や生産性が落ちるとかの話は企業、もっというと個人に委ねられる点が多いため一旦置といて、リモートで業務が成立するという点では、ゲームは業務を成立させやすい業界です。

主要なゲーム会社のオフィスは東京や大阪など都心であることが多いのですが、リモートワーク専用の採用なんかも最近はあり、働きやすい環境が業界全体で整備されつつあります。

服装髪型自由の縛りがなく、堅苦しさがない

会社によりますが服装髪型は自由な会社が多いです。

スーツを着ていったことは1度もありません。見たこともありませんw

ゲーム業界の特徴で外見に対してとやかく言われることはほとんどなく、短パンだろうが金髪だろうが、ジャラジャラアクセサリーを付けてようが言及されることはほとんどありません。

アホみたいにスーツを強要する会社(前職)もあるので、このあたりの自由度はゲーム業界のメリットだと思います。

ゲーム業界で働くデメリット

そもそもが不安定な業界である

ゲームが売れればドカンと利益が出ますが、売れなければ大赤字と天国と地獄の差が激しい業界です。

市場に出るゲームの本数が多くなり開発費も高騰しているため、会社ごとの明暗の差が大きいのが現状です。

誰でも名前を知っている超有名ゲーム会社(任天堂・ソニーなど)以外は、基本的に業績は不安定だと思っていたほうがいいです。

娯楽コンテンツ全般に言えますが何が当たるか分からない世界なので、ゲームを例に漏れず作った新作を毎回当てるのは至難です。

ビジネスモデルがそもそも安定と言えるものではないので、超安定を求めるなら鉄道とか水道とかの社会インフラ系の会社に行ったほうがいいと思います。

年とった時にこの業界で働いて行けるか不安

ゲーム業界で40、50、60歳になったとき周りの若い感性に取り残されていそうな気がしてちょっと不安です。

職種にもよりますがゲームをプレイする年齢層と自分の年齢がかけ離れてしまうと、自分の感覚と求めれている成果物に乖離が発生したり、会社の第1戦で活躍出来ているかと言われるとちょっと微妙です。

自分が40歳超えてゲームばっかりしているとは思えないので、ゲーム業界で活躍し続けるには経営サイドに回ったり、業界が変わっても活躍出来るスキルセットを身につける事を意識しなければならないと思います。

ゲームが嫌いになる(かもしれない)

仕事なので嫌でもゲームをプレイしたりゲームの事を考えなければなりませんが、そんな事をしているうちに、ゲームが嫌いになっている人もたくさんいます。

難しいものでゲームというのはプレイを強制されると途端につまらなくなります。

ゲームを仕事にしてしまうと、プライベートでプレイするゲームを純粋な気持ちでプレイ出来なくなってしまう人も中にはいるので、好きな事が嫌いになる可能性もあります。

このへんは人にも職種にもよるので一概には言えませんが、そういう人もいる、自分もそうなるかもしれない事を念頭に置いておいたほうがいいと思います。

定時外の業務を求められる事も多い

オンラインゲームやソシャゲなど常時運営が前提のゲームは障害や致命的なバグなど緊急性の高いものに関しては即刻対応が求められるので、定時の間のみ働く事はどうしても難しいです。

またゲーム制作は何十人何百人のチームプレイで進行していくので、個人の遅延が全体に及ぼす影響が大きく(キャラデザイン決まってないのにキャラに合った攻撃エフェクト考えろは無理みたいな)、やむなく残業のパターンも存在します。

会社・職種にもよりますが、9時から18時の8時間だけ働きたい、残業が絶対にしたくない方はゲーム業界は厳しいかもしれません。

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まとめ

今回は「ゲーム業界で働くメリット・デメリット」というテーマでお話しました。

もし業界未経験だけどゲーム会社で働きたいと考えている方は、こちらの記事で未経験者の転職ノウハウを紹介していますのでぜひ参考にして下さい。

他にも聞きたい事があれば下のフォームからコメントして下さい。

ご愛読ありがとうございました。ミライ物語でした。

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