【ゲーム業界転職】求人票を長期的計画で見るべき理由(未経験者も必見)
皆様こんにちは。ミライです。
ゲーム会社へ転職を考えている方は「ゲーム業界求人」とか「ゲーム会社転職」で企業の求人をチェックしますよね。
今回は転職を検討している方やゲーム業界未経験で転職を考えている方へ
「転職を考えていようがいまいが、求人票は常にチェックしとけ」
というテーマでお話していきます。
■筆者のプロフィール
・大手IT企業エンジニア
⇒中小ゲーム企業マーケター
⇒大手ゲーム企業マーケター(現)
・20代
・新しいもの好きのミーハー
ゲーム業界への転職を考えている方はぜひ参考にしてみて下さい。
・求人票を長期的計画で見るべき理由について解説
目次
ゲーム市場で求められるスキルが明確に分かる
転職サイトの求人やゲーム会社のリクルートページには必須要件や歓迎要件など、求められるスキルが非常に詳しく記載されています。
試しにゲーム会社の求人要項を見てみましょう。(社名は控えさせて頂きます)
インフラエンジニアの例
大手ゲーム会社のインフラエンジニアの募集要項です。
インフラエンジニアでないと内容はさっぱりかと思いますが、求められるスキルセットがかなり具体的であることは見て分かるかと思います。
特にITインフラ基盤の構築・運用経験と、AWSらのクラウドサービス使用経験がどの企業でも求められていますね。
前職インフラエンジニアだったので多少は分かるぞ(汗)
マジでポンコツだったけどな
3DCGデザイナー(キャラクター)の例
こちらは大手ゲーム会社の3DCGデザイナー(キャラクター)の募集要項です。
僕はデザインの事はあまり知識がありませんが、ゲームに限らず何かしらの3Dモデリングの経験が必須要件となっています。
3Dモデルを制作するツールとしては最も有名なMAYAやその他使用ツールが具体的に記載されていますね。
マーケティング(広告関連)の例
僕はマーケティング職なので少し具体的に見て分析していきます。
マーケティングと言っても広告やイベント、グッズなど業務内容が幅広いので今回は広告関係のものに絞って見ていきます。
こちらがマーケティング職の求人です。
マーケティング・プロモーションの業務経験が求められるのはもちろんですが、その中でもデジタルマーケティングの要項が多い事が分かります。
これはデジタル広告(YouTube、tiktok広告など)やSNS(Twitterなど)を活用したキャンペーンがゲーム業界では主流となっているからです。
また広告代理店出身者を歓迎している事が分かると思いますが、基本的にマーケティング活動をインハウス(社内だけで完結)する事は珍しく、代理店や専門の制作会社などを協力していく事が多いため優遇されています。
企画立案・実行の経験以外にもマーケティング分析ツール(AdobeAnalyticsなど)やデジタル広告の分析ツール(AdjustやAppsFlyer)など、分析ツールの使用経験を問われる場合もあり、定量的な視点が求められると言えます。
外部環境を知ること
社外の環境を知る事で、市場で求められているスキルを客観的に把握する事に繋がります。
社内で使用しているツールや業務経験が社外でも求められるものであれば、転職市場では優位になります。
また給与面でも自分の適性年収を比較できる材料として求人要項はいい判断基準になります。
自分の業務内容とそのスキルが市場で求められているかどうかは意外とギャップがあるので、転職を考えていなくても確認する事をおすすめします。
未経験者だからこそ経験者優遇の求人を見るべき
業界・職種未経験でゲーム業界への転職を考えている方は、具体的にどんな業務を行うのか分からないと思います。
そんな中求人情報は具体的な業務を記載しているので非常に参考になると思うのですが、ここで気を付けてほしいのは未経験歓迎の求人しか確認しないのはNGです。
今後求められるスキルと業務内容を把握しギャップ生まないためにも、経験者求人にも一通り目を通すべきです。
また転職のために自分自身で勉強をする際も、会社の使用しているツールの無料版あたりを使って行えばそれだけで転職成功に1歩も2歩も繋がります。
もしかしたら自分の業務経験を活かした求人が見つかるかもしれませんし、様々な会社の経験者求人をチェックする事は業界未経験者でも大切な事です。
長期的に求人をチェックする事が重要
転職を焦っていないなら、長期計画で転職と向き合った方が心身ともに余裕が出来ます。
そのため求人や採用情報を長期的かつ定期的に確認した方が、良い転職チャンスをつかみやすいでしょう。
ゲーム会社自体そんなに数も多くなく、大手ゲーム会社だけで言えば両指で収まります。
そのため各社の求人を確認する事もそんなに手間ではありません。
採用情報を長期的かつ定期的に確認した方良い理由について2点紹介します。
空いたポストの補完
中途採用の目的がポストの欠員を補充する事の場合は、適任者が見つければすぐに採用が終了してしまう事も珍しくありません。
その場合早い者勝ちの椅子取りゲームなので、定期的に採用活動はチェックするべきです。
行きたいゲーム会社がある方は、採用ページをブックマークしておきましょう。
新規事業の有無
ゲーム会社の場合は新規タイトルや事業の拡大のために中途採用を実施する事も珍しくありません。
新規タイトルの立ち上げや既存ゲームの運用に飽きた、新しい事をしたくて転職活動をする方も多いかと思います。
定期的に採用情報をキャッチアップしておけば、こういったプロジェクトにも乗り遅れずに済みます。
近年はメタバースやブロックチェーンゲーム、VRに投資している会社も多いので、新規事業の募集は結構数が多い印象です。
採用は激化している
2022年現在、各ゲーム会社は採用活動を強めている傾向にあります。
背景にはゲーム産業が成長著しい事や、web3領域との人材獲得競争が激しくなっていると予想出来ます。
そのため各社賃上げを行っており、全社員年収の30%増なんて会社も存在します(羨ましい)。
賃上げの件はこちらの記事で紹介しているので、お金が好きな人はぜひ見て下さい。
まとめ
今回は「転職を考えていようがいまいが、求人票は常にチェックしとけ」というテーマでお話しました。
ゲーム業界に未経験で転職を考えている方はノウハウをこちらの記事で紹介しているのでぜひ参考にして下さい。
他にも聞きたい事があれば下のフォームからコメントして下さい。
ご愛読ありがとうございました。
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