【3分で分かる】2022年のゲーム市場規模と2023年以降の動向

みなさんこんにちは。ゲーミング転職Naviのミライです。

今回は2022年度のグローバルゲーム市場のデータと今後の動向について、海外の調査会社の記事が参考になったので日本語に翻訳して紹介します。

元の記事(英語)を見たい方はこちらからどうぞ↓

https://newzoo.com/insights/articles/the-games-market-in-2022-the-year-in-numbers

https://newzoo.com/insights/articles/the-games-market-will-decline-4-3-to-184-4-billion-in-2022

※元記事は、Newzoo社(オランダ)のものです。ゲームとeスポーツをおもな対象とし、世界および国別データの提供を事業としている市場調査分析会社の記事を引用しています。

■プロフィール
・ゲーム業界歴5年、20代、1児の父。
・新卒で大手ITエンジニア→1年で退職→業界職種未経験でゲーム会社に転職
・マーケティング事業部に在籍中
・ソシャゲ・FPS好き。

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2022年グローバルゲーム市場

2022年のグローバルゲーム市場の収益は1844億ドル、日本円にして約24兆円の見込みです。(※132円/1ドル)

これは2021年の収益と比較して4.3%の減少の数値。

コロナによるパンデミックより前の予想では、2020.2021年ははるかに上回ったが、2022年はわずかに下回った。

これは一見ネガティブな印象に見受けられるが、2020年から2022年の収益の合計はコロナ前に予測したものより430億ドル高くなっているので、悲観的な数字ではない。

モバイルゲーム

モバイルゲームの収益はコンシューマーゲームやPCゲームよりも前年比で減少する。

具体的には約6.4%減少の見立てである。

これはモバイルゲームは不況による可処分所得の影響を受けやすいプラットホームであるから。

モバイルゲームの特性はゲームを始める参入障壁が低い一方でやめる障壁も低いため。

モバイルゲームに収益減について大きく2つの要因がある。

1つはiOSのプライバシー保護が強化され、ユーザーデータを追跡する事が困難になったため。

そのためゲームパブリッシャー、クリエイター、広告主に逆風となった。

2つ目は、コロナによるロックダウン(外出規制)の後、世界的なインフレにより、顧客が購買に対して慎重になっている背景から、モバイルゲームへの支出の優先度が下がったと考えられている。

コンシューマーゲーム

コンシューマーゲームは2022年のゲームリリースが少ないため前年比で4.2%ほど減少しました。

コンシューマー市場は有名タイトルやaaaタイトルに大きく影響を受けるため妥当な数字である。

PlayStation、PC、xboxで遊べるゲームで平均MAU(月に対象のゲームを遊んだユーザーの数)TOP10の中で2022年にリリースしたゲームはコールオブデューティ:モダンウォーフェアIIの1つのみ。しかしこれは普通の事。

ランクインしているゲームは非常に長い期間ユーザーに楽しんでもらう事を前提に設計されたオンラインゲームだからである。

PCゲーム

PCゲームはコンシューマーゲームほどリリースソフトに影響を受けづらい事もあり、前年比で0.5%プラスとわずかに伸びた。

ブラウザゲーム

ブラウザゲームはPCゲーム市場が伸びたにもかかわらず、前年比で16.7%減少している。

これは多くのユーザーがモバイルゲームに移行したと考えられる。

クラウドゲーム

クラウドゲームは2022年の明るい市場の1つ。

2022年は、3000万人以上のユーザーがプレイし、24億ドルの市場になる見立て。

2025年までは82億ドルまで成長すると予想される。

現在のコンシューマー市場である、PlayStationと xboxはクラウドゲームでユーザー体験の補完をしている。

ハードウェアを選ばないシームレスな体験はゲーム市場をより強固にする。

Googleによるstadiaのサービス終了はあったが、それ込みでもクラウドゲーム市場は明るい。

VRゲーム

VRゲームも将来の見通しが明るい市場の一つ。

2022年の2,770万人から2024年末までに4,600万人とこれまで以上に急速に成長する。

年間の収益も2022年の18億ドルから2024年までに推定32億ドルに増加する見立て。

VRの技術はゲーム領域をはるかに超えている。医療、教育、エンジニアリング、その他のエンターテイメントセクターなどの業界に利益をもたらし続ける。

メタバース

メタバースへの関心は以前高い。

特にRobloxやFortniteらは若い世代のソーシャルプラットフォームとして機能し、エンターテイメントメディアとして変革を遂げていくだろう。

バーチャルエリア内での広告も機能していく。動き早いNIKEやルイヴィトンらはすでにメタバース戦略を開発している。

地域別ゲーム市場規模

ゲームの取り締まりがあったにもかかわらず、中国のゲーム市場が最も大きく、次いでアメリカが続いている。

この2つの国で世界のゲームの支出の49%を占めている。

アジア太平洋地域は、ゲーム収益の最大地域であり続けるでしょう。

また、決済システムより良いアクセスにより、ラテンアメリカ、中東、アフリカの新興ゲ地域で市場が成長すると予測しています。

2022年ゲーム市場のビッグニュース

  • マイクロソフトがActivision-Blizzardを687億ドルで買収。ゲーム業界の歴史の中で最大のM&Aとなった。マイクロソフトがゲーム業界で最大級のソフトウェア(ゲームタイトル)をコントロールできるようになった。
  • FIFAとEAのパートナーシップがFIFA2023の後に終了。FIFAからEA SPORTS FCに。
  • 「グランド・セフト・オート」のTake-Twoがモバイルゲームの老舗Zyngaを127億ドルで買収。モバイルゲームセグメントの強化を目的に地位の確立を目指す。
  • ソニーがプレイステーションのサブスクリプションサービス「PlayStation Plus」を発表。また傘下にバンジー、ヘイブン、サベージらの優秀なゲームスタジオが加わる。
  • 中国はゲーム承認の凍結を終了し、2021年7月以来最初のライセンスを付与する。
  • Epic Gamesが次世代ゲームエンジン「Unreal Engine 5」を正式リリース
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まとめ

世界のグローバルゲーム業界の未来は非常に明るい

ゲーム市場は2020年の1,591億ドルから2025年までに2,120億ドルに成長する見込み。

中でもコンシューマーゲーム市場が特に有望。

PS5およびXboxシリーズで多くの新しいコンテンツをもたらすでしょう。

さらに、2024年から2025年頃に新しい任天堂デバイスが発売されるため。

2022年は世界的なインフレ、不況によりゲーム市場の支出は少なかったが、ユーザーエンゲージメント(ユーザ体験)は高いままである。

そして世界中のプレイヤーは増加している。

今後もゲームは人々の生活の一部であり続ける。

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