【考察】申鶴(しんかく)のパーティー編成を本気で考える
皆様こんにちは。ミライです。
今回は申鶴(しんかく)入りのパーティ編成について考察していきます。
本記事は深境螺旋の攻略を前提に、申鶴固有の強みが活かせるパーティを考察・紹介します。
あくまで個人的な考察なのでご理解下さい。
筆者は公平な考察・検証を行うために以下の条件縛りで原神をプレイしています。
・キャラクターレベル81以下
・星4・3武器のみ
・限定星5キャラ無凸
・恒常星5キャラ1凸以下
・天賦レベル8以下(ただし星4キャラクターの凸効果による天賦レベルプラス3は許容する。つまり星4キャラは天賦レベル11以下 )
・聖遺物Lvは羽,時計,杯,冠Lv20。羽のみLv16で固定。
目次
深境螺旋での使用率
バージョン | 使用率 | ランキング |
ver2.5 12層 | 38.2% | 上位14位/全47キャラ |
ver2.6 12層 | 67.1% | 上位10位/全48キャラ |
Ver2.5 12層
Ver2.6 12層
https://spiralabyss.org/floor-12 より引用
使用率の考察
Ver2.4に実装された申鶴ですが、螺旋の敵にも優遇され比較的上位の使用率となっています。
味方の氷元素キャラクターのダメージをサポートする性能上、申鶴と併用されるキャラクターは非常に限られていますが、神里綾華・甘雨といったDPSトップtierのアタッカーを手軽にサポート出来る事から、一定の使用率を保っていると考えられます。
また現状(ver2.6時)螺旋に出現しておいるアビスの使徒・詠唱者はそれぞれ元素シールドを持ちますが、炎・水・雷元素のみとなっているため、一貫して氷元素ダメージの通りが良い螺旋環境といった背景があります。
このことから氷単色パーティーやダメージが直接発生しない凍結パでも螺旋を攻略しやすく、それに伴い申鶴の採用率もやや高いのだと思われます。
申鶴本人と言うよりか、今後の螺旋の敵に対して「氷元素アタッカーがどのような位置づけとなるか」により、申鶴の評価も変動していきそうです。
申鶴の強み
氷元素ダメージ特化型のバッファーです。
元素特化型だけあってバフの伸び率は高く設定されています。
そのため氷元素ダメージ主体のパーティーへは、DPSの観点で採用価値が高いキャラクターです。
基本性能は味方のダメージをバフするバッファー(サブアタッカー)ですが、氷元素ダメージの発生がダメージバフのトリガーでありバフの対象となるため、氷元素アタッカーの採用や重雲で攻撃を氷元素化してパーティーに組み込むなどの工夫が必要です。
また申鶴の元素スキルによる「氷翎」は、ベネットや九条らのダメージバフの計算式とはやや異なり、申鶴自身の「攻撃力」と「天賦倍率」をを受ける側のダメージ計算式に加算する形になります。
詳細は割愛しますが、つまりバフを受ける側のキャラクターの
- 会心率
- 会心ダメージ
- 元素ダメージ
- キャラクターレベル
これらを高めるほど、申鶴のダメージバフの恩恵が大きくなります。
ダメージ計算式やバフの仕組みはwiki参照↓ めちゃくちゃ分かりやすいです。
トリッキーすぎて汎用性は低い
申鶴が活きる場面というのは、申鶴以外で氷元素でダメージを出す事が出来るキャラクターがいる、または敵に対して氷元素攻撃が有効であるかどうかに100%依存します。
申鶴の性能を最大限活かす場合、パーティー内に氷元素キャラクターが2~4体必要となり、申鶴以外で氷元素アタッカーを採用するのが望ましい訳ですが、
その場合氷スライムやフライム、ヒルチャールなど氷元素元素に耐性のある敵に対しては露骨にDPSが下がります。
他に氷元素のアタッカーが必要という視点からも、パーティー編成の自由度はなく、汎用性は高くありません。
氷元素キャラクターがいないパーティーに遊びにいってもいい顔はされないでしょう。
楓原万葉(カズハ)の有無と相性
下記のパーティ例でも紹介していますが、申鶴は楓原万葉(カズハ)とのシナジーが非常に強力で、同時に採用されるケースが多いです。
氷元素キャラクターを2体以上採用する場合、凍結パーティーまたは氷染めパーティになるケースが多く、その場合は元素反応によるDPSは期待できません。
そのため氷元素ダメージバフの存在が重宝されるほか、翠緑聖遺物による敵耐性デバフ効果もDPSに大きな影響をもたらします。
また風元素キャラクターの拡散反応には申鶴の「氷翎」の効果も上乗せされる仕様となっており、元素変化のフィールドを生成出来るカズハはパーティへの恩恵が大きいキャラクターになります。
下記の画像は、神里綾華の元素スキルのダメージ比較となっており、上から
- バフなし
- 申鶴元素スキルバフあり
- カズハ元素スキルバフあり
- 申鶴元素スキル+申鶴元素爆発+カズハ元素スキルバフあり
となっています。
また元素ダメージバフの観点では完凸スクロースも似た能力を持ちます。
「スクロースの6凸効果」
- 元素爆発による元素変化があった場合、スキル継続中チーム全員の該当元素ダメージ+20%。
パーティー考察・紹介 (全7パーティ)
考察方針は、『深境螺旋を出来るだけ早くクリアする事』です。当然申鶴は必ず採用します。
またキャラクターを正確に評価するため、キャラクター及び武器に以下の縛りを加え、全キャラクター均一のステータスで考察します。
・キャラクターレベル81以下
・星4・3武器のみ
・限定星5キャラ無凸
・恒常星5キャラ1凸以下
・天賦レベル8以下(ただし星4キャラクターの凸効果による天賦レベルプラス3は許容する。つまり星4キャラは天賦レベル11以下 )
・聖遺物Lvは羽,時計,杯,冠Lv20。羽のみLv16で固定。
神里綾華/甘雨・申鶴・カズハ・珊瑚宮心海
おすすめ度 90点
アタッカーに神里綾華または甘雨を採用したオーソドックスな凍結パーティー。
申鶴・カズハをバッファー、心海をヒーラー枠として組み込んだ螺旋攻略に対して安定感のある編成です。
申鶴入りのパーティーと言ったらまずはこの編成に行き着く方も多いかと思います。
凍結反応の仕様上、元素反応でダメージを増幅出来ないため、バッファー2体の存在は重要です。※詳しくは上記の「楓原万葉(カズハ)の有無と相性」参照。
神里綾華入りのパーティーは巷では「神羅天征」と名付けられており、綾華のステータスを会心ダメージに振り切り、氷風4セット+氷元素共鳴で会心率を補うビルドが有名です。
申鶴・カズハのバフを維持し続ける事も重要ですが、意識するあまりアタッカーで攻撃する頻度が少なくなってしまいがちです。そのため攻撃とサポートのメリハリをつけて立ち回る事が大切です。
また心海の元素スキル(クラゲ)は再設置出来ないため、自身を中心に吸引効果のあるカズハと高相性です。
「氷元素共鳴」の効果
- 氷元素付着または凍結状態の敵を攻撃する時、会心率+15%。雷元素付着の継続時間-40%。
実戦動画↓ 神里綾華・申鶴・カズハ・珊瑚宮心海
実戦動画↓ 甘雨・申鶴・カズハ・珊瑚宮心海
神里綾華/甘雨・申鶴・カズハ・ディオナ
おすすめ度 90点
氷元素キャラクター3人染めのパーティー。
上記の編成にディオナを採用した形です。
ディオナはシールド、回復と耐久面の性能が優秀であることに加え、元素スキルにより申鶴の「氷翎」を一度に5回分消費出来るため、サブアタッカーとしても機能します。
また3体同元素染めパーティーであるため、全体の元素チャージも良好です。
特に申鶴の元素爆発は80族と重めですが、敵の氷元素耐性デバフと氷元素ダメージバフの効果を持つため、発動有無でDPSが大きく変化します。
氷元素ダメージが通る敵に対しては非常に強力な編成です。
実戦動画↓ 神里綾華・申鶴・カズハ・ディオナ
実戦動画↓ 甘雨・申鶴・カズハ・ディオナ
重雲・申鶴・カズハ・ベネット
おすすめ度 85点
重雲を採用した溶解パーティー。
重雲が連続溶解反応を発生させることで高いDPSを発揮します。
理想的な立ち回りは、
- 申鶴の元素スキル+元素爆発でバフ(デバフ)
- ベネットの元素爆発でバフエリアを生成
- カズハの元素爆発で炎の拡散フィールドを生成
- 重雲側で攻撃
とする事で連続溶解反応を絡めた高いDPSで戦う事が出来ます。
氷→炎の元素反応は敵に炎元素が残留しやすく、溶解反応を連続で狙いやすい特性を活かした完成度の高いパーティーです。
YouTubeの「MMOJACKX57」様の動画がとても参考になりますのでこちらに借用させて頂きます。
実戦動画↓ 重雲・申鶴・カズハ・ベネット
神里綾華・申鶴・カズハ・モナ
おすすめ度 80点
モナを採用した凍結パーティー。瞬間的なDPSは凍結パーティーの中でTOPクラスです。
申鶴・カズハ・モナのバフをすべてぶち込んで神里綾華の元素爆発で一掃します。
耐久面をカバーするキャラクターがいないため、おすすめ度はやや落としています。
筆者がモナ未所持のため、YouTubeの「MMOJACKX57」様の動画がを借用させて頂きます。
実戦動画↓ 神里綾華・申鶴・カズハ・モナ
神里綾華・申鶴・行秋・珊瑚宮心海
おすすめ度 75点
行秋をサブアタッカー採用した凍結パーティー。
凍る敵であればほぼ永続的に凍結させることが出来ます。ずっと俺のターン。
神里綾華の通常攻撃、重撃がダメージソースとなり、複数相手には手数が必要となるため、集団戦はやや苦手です。
実戦動画↓
まとめ
皆さん申鶴と重雲のイチャコラPV見ましたか。
私は鼻血出ました。重雲羨ましいぞ。
原神の全キャラクターの中でも相当トリッキーな性能で上級者向けのキャラクターなので、確保は計画的に。
皆さんのおすすめのパーティーもぜひコメントで教えて下さい。
ご愛読ありがとうございました。
それではよき原神物語を。
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